お正月 おみくじ 起源

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初詣のおみくじ。始まりは運勢占いではないという起源。

 

初詣を行った後の楽しみと言えばおみくじ。
最近は紙のだけでなく、小さなアクサセリー、トンボ玉、張子の干支置物、打ち出の小槌。
おみくじの中身だけでなく、同封してあるもの、くじの入った入れ物に楽しみを感じている人もいます。

 

ところで、いつからおみくじは始まったのでしょう。その歴史について知っているという方はあまりいないのではないでしょうか?
おみくじの起源はどの時代から始まったものなのか気になってしまったので、つい、調べてしまいました。

 

おみくじの起源はいつから?

 

占いというものは縄文時代後半から始まりました。

 

弥生時代には五穀豊穣を祝って、鹿の骨でその年の豊作具合を占っていました。
その延長で、文字を残すようになった奈良時代からおみくじも始まったのかと思いましたら、実は平安時代におみくじの原型ができたとのこと。
想像していたよりも新しい時代でした。

 

国の政治を占うこと、次の天皇をどなたにするかを決めることから始まったおみくじは、最初は神様の意思がどこにあるのかを知るために作られたものだったそうです。

 

天台宗のお坊さんであった良源が作ったと言われています。
やり手のお坊さんで、935年の大規模火災で燃えてしまった延暦寺の再建を果たし、規模が小さかったお堂を壮大なお堂にさせました。
亡くなられてからその功績を称え朝廷からは慈恵という名を贈られ、弟子たちからは良源の命日である正月の三日をもじって元三大師と呼ばれるようになりました。

 

ふたつの名が合わさり、現在では慈恵大師と呼ばれるようになりました。

 

個人の運勢を占う形になったのは、鎌倉時代に入ってからです。
おみくじと共に、慈恵大師の肖像彫刻が多くの寺院やお堂で多く作られました。

 

 

最新のおみくじの形は大正時代に作られた自動販売機型?整理箱型は古いかたち?

 

おみくじが個人の吉凶を占うことを目的となったときに作られたのが、引き出し式のおみくじです。
先端に番号が記載された細い棒がたくさん入った円筒形もしくは六角柱の筒を振り、小さな穴から棒を出します。
おおよそ番号が100番前後まであります。

 

その棒を渡すことで、整理箱のような引き出しに入っている紙のおみくじを頂くのです。
このおみくじ形式は鎌倉時代以前からのお寺に配置されていることが多く、京都のお寺で見たことがあります。

 

実際に引いてみたのですが、見慣れたおみくじではなく、漢詩が書かれていて読みたかった金運や学業の欄がなく、悩んだ記憶があります。

 

どの神社仏閣にも置いてあるのが、予め折り畳まれたおみくじが箱の中に入っていて、代金投入後に引くものです。
先述したように、神仏をかたどったアイテムや、携帯にも付けられるアクセサリー型のとんぼ玉などと一緒に入っているおみくじです。
これが今の主流の形のようですね。

 

他に大正時代にはおみくじの自動販売機もあったそうです。
硬貨を投入口にいれると、予めセットしてあったおみくじが落ちてくるタイプです。
どこかで出会った気もしますが、すみません忘れました。
その時の印象としては、情緒がないな・・・と感じたことでしょうか。

 

 

多くの場合、大吉・吉・中吉・小吉・凶を基本として分別されています。
神社によっては大大吉や大大凶を設定している神社もあるそうです。
お正月の楽しみとして、鎌倉時代からの娯楽だったのかもしれませんね。

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