おせち お屠蘇 祝い箸

お正月に欠かせない、祝い箸とお屠蘇について

祝い箸について

 

おせち料理を頂くときに必ず用意するのが祝い箸です。
祝い箸という言い方のほかに、柳箸、両口箸、俵箸とも言われています。
特徴のひとつとして、祝い箸は普段使う箸よりも少し長いのが特徴ですね。
もうひとつはどっちを使えばいいのか、わからなくなる両端とも細くなっていることでしょうか。

 

祝い箸の長さは約24cm。箸でも縁起を掴みます。

 

祝い箸でおせち料理を食べるとき、少し長くて使いづらかったという経験がありませんか。
通常の箸の長さは男性用は23cm、女性用が21cm、子ども用は16cmからですから、普段よりも長いものなのです。

 

祝い箸の長さが約24cmなのには意味があります。
正月の縁起を祝うため、お箸にも縁起のよい末広がりの8という数字が選ばれました。
よって、8寸=約24cmの祝い箸が誕生しました。

 

祝箸の由来

 

これは両口箸の由来になります。
両端を細くするのは、片方は神様が使うように、もう片方は人が使うようにしているのです。
神人共食を意味することになりますが、これはおせち料理をお供えしたものを、我々がいただくという意味を表しています。
味が混ざってしまうから、使っていないもう片方側で食べよう、取り箸として片方を使おうという考え方はNGです。

 

柳箸、俵箸と言われるのも縁起を担ぐため。

 

祝い箸がおせち料理を食べている時に割れてしまったら縁起が良くないですよね。
そのため、丈夫で折れにくい素材として選ばれた樹種が柳でした。
香りがよく神聖な木とされているので邪気を払う、春の訪れとともに芽吹く木ということから、おめでたい木でもあります。

 

 

箸の両端を細くしているので、真ん中は少し太くできていて、見た目は俵状に見えますね。
米俵に似ているので俵箸と呼ばれ、五穀豊穣を願うことを意味しています。
また、丸くなっている形が妊婦を想像させるのでしょう。
はらみ箸とも呼ばれ、子孫繁栄も祝います。

 

お屠蘇の大切な意味

お正月三が日しか飲まないお屠蘇なので、もしかしたら省かれているご家庭もあるかもしれませんね。

 

お屠蘇の由来は、蘇という悪鬼を屠るためにいただく、邪気を屠り生気を蘇らせるという言い伝えがあります。
漢字で書かれているその意味のままなので、覚えやすいですね。
是非、昨年はあまりよいことがなかったと感じている方は、忘れずにお屠蘇を頂いた方がよさそうです。

 

お屠蘇とは薬局やドラッグストアで販売されている屠蘇散(とそさん)と呼ばれる5〜10種類の生薬を配合した漢方のようなものを漬け込むことで作れます。
古くは日本でいう唐の時代に中国より伝えられたそうです。

 

中国では医者が風邪予防の薬として作ったのが始まりと言われています。

 

しかし、その独特の味わいが神聖なものとして好まれたのでしょうか?
平安時代の貴族たちが正月行事にお屠蘇を飲んだことが始まりと言われています。
おせち料理と共に、江戸時代に全国に広がり、おせち料理を食べる前にお屠蘇をいただく風習が広まりました。

 

お屠蘇の作り方

 

みりんの中に屠蘇散を入れて5時間ほど置いておきます。
屠蘇散の中に入っている漢方が抽出されたら出来上がりです。
お酒を混ぜた方が良いという方もいますが、お酒の種類によってはとても辛く感じることがあります。

 

小さなお子様がいるご家庭、もしくはお正月元旦から福袋購入の為車を運転しなくてはならない方は、みりんだけに浸けたお屠蘇をお勧めします。

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